自律神経失調症の発症メカニズム

はじめに、最も大事なことから伝えます。

自律神経失調症のメカニズムは、

身体的・精神的ストレス→筋肉の異常→血管・神経の異常→脳の異常→発症

というものです。

従来の自律神経失調症 のメカニズム

自律神経失調症のメカニズムの一般的な医学的説明は、

精神的ストレス→脳の異常→発症というものです。

しかしこれは、大きな間違いなのです。

脳の異常とは具体的には何か

自律神経失調症の原因は、右脳が正常に機能していないということにあります。

右脳にある交感神経中枢が機能しなくなり、「交感神経が過剰に機能する」か「副交感神経が機能不全になる」ことで発症します。

 

ストレスが脳に直接的に異常をもたらすことはない

脳自体は強い臓器であり、かなりのストレスを受けたとしても何度でも学習し、強化されていきます。

脳が弱いから、ストレスで自律神経失調症になったというのははっきり言って勘違いです。

では、どういうメカニズムで自律神経失調症になるのか? 説明していきます。

自律神経失調症の本当のメカニズム

先ほど書いたように、自律神経失調症はストレスが筋肉に異常をもたらし、筋肉の異常が血管や神経に異常をもたらし、それによって脳が異常になり発症するというルートを通ります。

完治のために大事なのは、すべての原因を排除する必要があるということです

例えば、血管の異常を治しても、身体の異常が残っていれば血管の異常は再発します。

 

それではまず、自律神経失調症のメカニズムのそれぞれの要素について解説していきます。

自律神経失調症のメカニズム
身体的・精神的ストレス

筋肉の異常

血管・神経の異常

脳の異常

発症

身体的ストレスと精神的ストレスについて

自律神経失調症の発症は、ストレスを受けることから始まります。

精神的ストレスとは、強烈な不安や緊張感などを指します。

身体的ストレスとは、スマホを見る時などのうつむき体勢など、身体に負荷のかかるストレスのことを指します。

 

この中でも特に、スマホによる身体的ストレスが大きな原因となっています。

自律神経失調症は「現代に急激に増加した」「高齢者の罹患率は低い」「10〜30代の人に多い」という特徴があり、現代ならではの病気とも言えます。

実際、スマホの普及と自律神経失調症の患者数は比例関係にあるのです。

 

筋肉の異常について

精神的・身体的ストレスによって、筋肉は異常を起こします。

具体的には「筋肉にコリが生じる」「トリガーポイントが発生する」ということが起こります。簡単に言えば、筋肉が硬くなっている状態になります。

実際、自律神経失調症やうつ病患者の首、肩、背中の筋肉はガチガチに固まっています。筋肉がガチガチだと神経は圧迫され、血流は悪くなり、水分代謝がおかしくなり自律神経が働かなくなります。

自律神経失調症に密接に関わる部位は、

  • 首回りの筋肉(胸鎖乳突筋や肩甲骨あたりの筋肉)
  • 大腰筋
  • 背筋

などが挙げられます。

 

血管・神経の異常について

筋肉のコリやトリガーポイントが、近くにある神経や血管を圧迫すると異常が生じます。

特に首周りは、脳と直接つながる血管や自律神経が多く通っているので、自律神経失調症の大きな原因となります。

 

このことからも血管や神経を改善するというよりは、元の原因である硬くなった筋肉を緩めてあげるということが重要になります。

 

脳の異常について

脳へ供給される血流の低下や神経の圧迫によって、脳は正常に機能しなくなります。

そして脳が正常に機能しなくなった結果、自律神経失調症を患うということです。

 

メカニズムを知った後にやるべきこと

根本の原因である筋肉からアプローチすべき

自律神経失調症を治すには、問題を引き起こしている筋肉の異常を取り除くことが最も大事になります。

この問題は精神的なアプローチで解決するのは不可能です。たとえ原因が精神的なストレスだったとしても、物理的に固まってしまったものを治さないといけないのです。

改善のためには、トリガーポイント治療・鍼灸治療・ストレッチ・運動など多くの方法があります。にもかかわらず、精神薬を飲んで安静にするだけでは治ることはありません

 

根本の原因である筋肉の異常が残ったままだと、たとえストレスのない生活を送ったり、血流を良くしたりしても完治は絶対にしません。

とにかく筋肉を緩めることに焦点を当てて改善に取り組んでください。

 

どの部位の筋肉が異常なのかを特定する作業が必要

根本原因が「筋肉A」としても、筋肉A と関連する筋肉も異常を起こします。

なのでやるべきことは、メインの問題を引き起こしている筋肉A 以外の筋肉をストレッチなどの治療で除外し続けることです。

最後に根本原因である筋肉A を特定でき、完治させることができます。

 

ストレスの影響を受けやすい筋肉は、首〜肩周りの筋肉が多いです。その辺りから特定していきましょう。

具体的にやることを書いておきます。

  1. 首〜肩周りの筋肉に注目する
  2. 自分の姿勢や癖から、原因である筋肉を推測する
  3. ストレッチやトリガーポイント除去などのアプローチをする
  4. 改善が見られなければ、①〜③を別の筋肉で行う

自律神経失調症を治したければ、とにかく行動あるのみです!

 

最後に

精神薬が効かない理由はこのメカニズムで説明できる

いくら精神薬や心理療法で精神的ストレスを取り除いたとしても、固まった筋肉が緩むことはありません。

つまり薬はあくまで一時的に症状を和らげるだけで、治す薬であることはあり得ないのです。

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