自律神経失調症の原因と改善方法とは?精神説と身体説の2つを解説

 自律神経失調症の原因と改善方法について書いていきます。原因と改善方法を正しく理解すれば、自律神経失調症を治す為の大きな力になるはずです。

 

まずは、自律神経失調症の一般的に言われている原因について紹介します

医学的に自律神経失調症は交感神経と副交感神経の働きの乱れが原因だと言われています。交感神経働きの活動を促進する神経であり、副交感神経は逆にリラックスを促進する神経です。
「不規則な生活」「寝不足」「ストレス」が原因でこの自律神経が乱れることで自律神経失調症が発症します。
このような説明は自律神経失調症を発症した人なら何度も耳にしていると思います。でもこれらの情報は本当に正しいのでしょうか?僕には違和感があります。

なぜ医学的な説明が怪しいのか?

医学的な原因のおかしな点

医学的な説明では大抵、自律神経失調症の原因は、
「不規則な生活」「寝不足」「ストレス」の3つだとされています。

いわゆるブラック企業に勤めている人達は、毎日不規則な生活や寝不足に加え、仕事の責任や人間関係からものすごいストレスを感じています。しかし、彼らは自律神経失調症を患うことなく普通に生活しています。これが、医学的な原因の説明が怪しい理由です。3つの原因を満たしている人たちの中にも発症する人としない人がいるということは違和感を感じます。このことは異なる原因が存在する可能性を示唆しています。

医学的な改善方法のおかしな点

次に、自律神経失調症を治すための方法について考えてみましょう。 医学的には、薬を飲む、睡眠をとる、運動をする、食生活を改める、などが改善方法として挙げられています。一般的に、事故を起こし大怪我をした人でも怪我は良くなっていきます。
病気に罹った人でも回復へ向かっていきます。 では、あなたの自律神経失調症はこうした医学的な方法で改善されているでしょうか?それとも全く良くなっていないでしょうか?もし自律神経失調症が少しも良くなってないのであれば、改善方法が間違っているということに他なりません。では、正しい原因と改善法を説明しましょう。

本当の原因についての考察

自律神経失調症の原因はストレスだと医学的には説明されます。
実は私もこれには同意します。しかし、ストレスの範囲が違うと考えています。多くの人が見落としているのは、ストレスは精神的なストレスだけではないという事実です「え、ストレスって精神的なものでしょ?」と思われましたか?実はそうとは限らないのです。心理学者セリエと同じくスタンフォード大学心理学者のマクゴニガル教授の学説から「ストレス」の本質を考えてみましょう。

セリエのストレス学説

「ストレス」という用語をつくった心理学者セリエの説明を見てみましょう。
彼によると、ストレスの原因となる「ストレッサー」により、
心は少しずつダメージを受けていきます。

そのダメージが強すぎると、心が元に戻れない状態になります。
例えると風船ですね。風船は外からかかる力が強すぎると、
耐えきれなくなって破裂してしまいます。ストレスもこれと同じです。

セリエは精神的なストレスのみをストレスと呼んだのではありません。
実際には物理的ストレス、構造的ストレスなど精神以外のストレスもあると主張したのです。

彼は例えば、「物理的ストレッサー」というものを提唱しています。
これは環境要因などから受ける物理的なストレッサーです。
例えば、暑い・寒いといった環境要因もストレッサーに含まれます。
しかし、セリエの学説が大きく広まるにつれて
ストレス=精神的ストレスという図になってしまってしまいました。

マクゴニガル教授の学説

スタンフォード大学のマクゴニガル教授はストレスは、その人がストレスを有害だと考えているか否かに左右されるという趣旨のことを述べています。つまり、ストレスなど存在しないと思っている人はセリエのいう精神的ストレスを感じにくいということですマクゴニガル教授は、「そもそもストレス自体が存在するのかすら怪しい」ということを示唆しています。その人の信念によって、ストレスを感じるか感じないのかが決まるのであれば、客観的な精神的ストレスは存在しないことになります。それはただ単に、個々の反応に左右されるとも言えます。

 原因は「精神的ストレス」か「環境的ストレス」

上記の2つの学説から考えるとこの病気の原因が絞られてきます。

・精神的ストレス
・身体的ストレス(物理的要因)

このどちらかです。どちらが原因かは人により異なります。

精神的ストレスについての説明と改善法

精神的ストレスが原因の場合について説明します。これは医学的な説明と同じです。対人関係の悩み、身近な人の不幸、トラウマ(PTSD)など、何らかの精神的ストレスがかかり自律神経を乱してしまったケースです。心は自律神経に直結しているため、心がダメージを受けると自律神経も当然乱れます。これは順天堂大学の小林弘幸教授が研究し、データを出しています。つまり、心と自律神経の関係は科学的に証明されているのです。なので、心が原因で症状が起こることは十分あり得ます。

精神的な原因が疑われるときの治療法は、

・薬物治療
・カウンセリングなどの心理療法
・生活習慣の改善

などが挙げられます。

薬物治療で大切なのは「薬はあくまで補助的なものである」という認識です。僕の経験では、薬では治りません。精神的なストレスが原因の場合、あなたのマインド(心の持ち方)が改善しない限り決して治りません。「自分は考え方を治した!」などと思っても無意識レベルで確信できなければ変わりません。無意識レベルで確信するためには心理学の知識が必要なので、僕の個人ブログ「バーチャル心理学ワークス」で学んでください。記事一覧 – バーチャル心理学ワークス

カウンセリング治療で大事なのは、「相性の良い精神科医や臨床家に出会えるか?」という点です。いくら腕のいい臨床家でもあなたが信頼感を持てなければ治療効果は上がりません。信頼感のことを僕ら心理療法家はラポールと言いますが、カウンセラーはラポールがなければ何もできません。なので相性が合う臨床家を探してください。

生活習慣で大切なのはやはり食事・睡眠・運動の3つです。特に自律神経失調症にかかる人は寝不足傾向が強いので、最低でも12時までには眠る習慣をつけましょう。不眠で眠れない人は、夕方に30分程度の散歩をしてください。また、寝る前のスマホ・PC・ゲーム・TVを見るのを控えてください。

身体的ストレスについての説明と改善法

身体的ストレスはセリエの学説のところで紹介した物理的ストレスです。先ほどの「精神が原因」とは反対に身体のどこかに原因があるという考え方です。整体師はこちらの考え方です。具体的に身体のどこかと言われると、首、肩甲骨、骨盤の3つです。これらは身体の中でも自律神経と密接に関わりを持っています。そのため、正常に機能しないと全身に症状が出ます。

改善法としては「姿勢を正しくする」「適度な運動をする」「整体や鍼灸で治してもらう」などが挙げられます。身体的な歪みは自分では気づきにくいので、一度専門家に見てもらうと良いでしょう。ちなみに多くの場合、整形外科のレントゲンで写るほどは歪んでいませんので、整形外科では「問題ない」と言われてしまいます。

どこに問題があるのかどうしてもわからない人はウォーキングをお勧めします。ウォーキングを継続していると全身の歪みが取れてくるからです。

ちなみに僕は、主にウォーキングと大腰筋プログラムで完治させました。
大腰筋とは上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉で、首や肩甲骨と共に自律神経失調症の一つの原因だと考えられている筋肉です。ここが弱ると強烈な冷えを筆頭に様々な不定愁訴が現れます。試してよかった!「うつ病、パニック障害、自律神経失調症」改善法。(1年間サポート・全額返金保証付)

いかがだったでしょうか?自律神経失調症を治すためには、必ず原因を突き止めなければなりません。この記事を参考に自分の原因は「精神的なもの」なのか「身体的なもの」なのか考えてみてください。そこから治療はスタートします。

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