整体・鍼灸・カイロ…自律神経失調症に民間療法が効かない理由

 今回のテーマは、

自律神経失調症に民間療法が効かない理由

自律神経失調症は病院はもとより、鍼灸、整体、整骨院、カイロプラクティックなど民間の療法でもさっぱり治らないというのが特徴だと思います。この記事では民間療法が効かない理由をお伝えしていきます。
今の僕からみなさんに伝えるとすれば、「民間療法はやめましょう」という一言です。
おそらく多くの自律神経失調症の人は病院だけではなく、これら民間療法を渡り歩いているのではないでしょうか。
心当たりのある方にお聞きしたいのですが、民間療法で良くなりましたか?おそらく大半の方がNOではないでしょうか?その理由について書いていきます。

民間療法でドクターショッピングを繰り返した

僕自身、発症当時は必死の思いで、様々な民間療法を受けました。1%でも可能性があるならと鍼灸、整体、整骨院、カイロプラクティックを渡り歩きました。民間療法は保険が効かず、一回の施術で5000〜10000円は軽く取られます。
しかも期待していたほどの効果が得られない。それぞれの治療院では独自の治療法を詠唱しており、「これをすれば治る」と院長は自分の治療法に自信満々です。しかし、効果が実感できない。
「一体なぜなのか?」と当時はとても悔しい気持ちでした。ろくに働けない中でなけなしのお金をはたいて5000〜10000円という高額を払うのですから当たり前です。このような状態を続ける中、途中でさすがに「民間療法は効かない」と気づきました。
まれにいる良い施術者に出会えば治る可能性はあるかもしれませんが、今まで様々な民間療法を受けてきた方々の実感として治っていないのではないでしょうか?

自律神経失調症が民間療法で治らない2つの理由

いったい何が原因なのでしょうか?僕もはじめ不思議に思いましたが、原因は2つあることを発見しました。以下の2つです。

単一の理論・技術のみで治療しようとしている
ホメオスタシスのいたずら

単一の理論・技術のみで治療しようとしている

例えば、同じ鍼灸師でも針の打ち方が人によって大きく変わります。自律神経失調症はかなり総合的な見方をしないと原因が特定しない病気です。
はじめに書いたように民間療法はどうしても独自の理論や技術にこだわりが強い施術者が多く、多角的な視点から病気を捉えられないのです。
鍼灸師なら鍼灸の知見から、整体師なら整体学から…というように単一の治療法に頼りきってしまいます。これが自律神経失調症が民間療法でなかなか改善されない原因の一つだと考えています。
幅広い視点から見ないとこの病気の完治は無理です。少なくとも整体と心理の知識は最低限必要です。

ホメオスタシスのいたずら

民間療法の施術が云々という以前に科学的に見ても民間療法では完治しにくい理由があります。その理由がホメオスタシスです。ホメオスタシスとは人間が持つ生体維持機能です。
私たちが軽い風邪を引いた時、温かくして早めに寝ると翌日にはすっかり治っています。これは細かくいうと免疫が作用してウイルスを撃退したわけですが、原理的にはホメオスタシスが働いて身体を正常な状態に戻したのです。
ホメオスタシスは私たちの正常状態を記憶しており、何か異常が起きるとその異常自体を察知して元に戻します。この作用は、民間療法で施術してもらった時にも働きます。自律神経失調症の人はあまりに不調期間が長いためいつのまにか「不調=普通」になっています。
つまり、自律神経失調症の人は、本来異常であるはずの「身体や心が苦しい状態」が普通になってしまっているのです。これのまずいところは脳が「不調=正常」と認識してしまい、ホメオスタシスを働かせる点です。
治療を行なって多少症状がマシになっても、「脳はやばい!体が苦しい状態に戻さなきゃ!」とホメオスタシスを働かせるのです。
なぜならあなたの「正常=体が異常な状態」だからです。馬鹿げていると思われるかもしれませんが、現代脳科学の視点からも明らかなことです。

民間療法をどのように活用すれば良いのか?

僕は例えば「首が痛い。首にも打ってもらえますか?」というように自分が怪しいと考えている箇所を治療してもらえるよう、言葉を使って誘導していました。
その場所が原因か特定するには少なくとも3回ほどの施術を受ける必要があると思います。それで改善されなければその部位を除外します。
このように民間療法を使わせてもらうと、一気に原因の除外が進みます。とにかく原因をある程度特定しない限り、どうにもなりません。言い方は悪いですが、原因特定のために民間療法を利用せせてもらうという姿勢であれば役立ちます。
コツは鍼灸、整体、整骨院、カイロプラクティックなど種類を幅広く渡り歩くことです。そして、その度に仮説→検証を繰り返します。仮説思考型治療ですね。仮説思考型治療を進めるために、治療院を使うのです。

結局、自己治療しか効かない

人間とは本当に面白いもので、どんな病気も自分で治してるんですよね。先ほど説明したホメオスタシスの性質があるので、他人に施術されても元に戻ります。しかし、自分で治療した分にはホメオスタシスも抵抗なく受け入れてくれます。

ホメオスタシスとは自分ですからね。ホメオスタシスは自分で決めて自分で治療を行う分には協力してくれるんです。だから、病院も民間療法も、仮説思考型治療のための材料集めの場でしかありありません。

結局、その材料の中から自分にあったものを組み合わせて自己治療していくしかないわけです。これを知らないと「他人がいつか治してくれる」という幻想を抱き、一生治らないというドツボにハマります。

自分で治療する

自律神経失調症を治す方法はただこれだけ意識すればいいのです。

この記事の解説動画は↓

youtu.be

 

自己治療で初めに取り掛かってほしいこと

自己治療はまず不定愁訴の原因と言われる大腰筋から始めてみてください。
大腰筋は上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉であり、研究の結果身体面で原因不明の症状の中心となることがわかっています。

特に、
・首こり、肩こり
・頭痛
・酷い冷え性
・微熱
・吐き気
・お腹が張る
このような症状があるのであれば、大腰筋が原因である可能性は高いでしょう。

大腰筋と不定愁訴の関係については以下に詳しく書いてあるので参考にしてください↓

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