自律神経失調症の原因は筋肉のエキセントリック収縮

菱形筋のエキセントリック収縮

筋肉というのは、限界を超えて酷使されると極端な拘縮を起こします。
例えば、背骨の胸骨部分が起始にあたる菱形筋は、大胸筋に引っ張られることにより思いっきり引っ張られ拘縮します。これを筋のエキセントリック収縮と呼びます。
つまり、伸びきってそのまま硬くなってしまうタイプの収縮です。いわゆる巻き肩などでの状態では菱形筋が伸びきって腕を元の位置に戻せない状態になっています。

筋肉は連動している

筋肉というのは連動しており、ある筋肉Xがエキセントリック収縮を起こしたとすると、それに関連するY、Zが拘縮を起こし、Y、Zを通してA、Bが収縮するというように、樹形図的に全身にその影響が波及していきます。
私が自律神経失調症を患っている時、首の筋肉は石のようにガチガチになっており、ストレッチしようが押そうが変わらずガチガチでした。
しかし、注目する部位を変え、上半身にあった硬結を解消することで首が一気に柔らかくなり今ではものすごく軽いです。
この事実は全身の筋肉が連動していることを証明していると言えます。

筋肉の酷使が自律神経に影響する

ある筋肉が酷使され硬くなることにより、身体の左右差が生まれ、それが顎関節までに現れるとその付近を通っている迷走神経がなんらかの異常を起こし、副交感神経が働かないという状態が生まれるのでは?と推察しています。
顎と迷走神経の関係は深いからです。
自律神経失調症とは交感神経の働きが過剰なのではなく、副交感神経がなんらかの障害を受けて機能していない状態であると感じています。
どこに拘縮があるのかを見つけることが出来れば一気に症状は緩和されるはずです。

エキセントリック収縮の治し方

 

エキセントリック収縮を起こすのは菱形筋です。菱形筋は背中にある筋肉で、背骨と肩甲骨を近づける働きをしています。

この菱形筋が伸びきり、その状態で固まるのがエキセントリック収縮です。これを解消するには伸びきった菱形筋を収縮させる必要があります。また同時にこの筋肉は筋力が落ちやすいので鍛える必要があります。

そこでオススメなのが肩甲骨を背骨に向かって寄せるというエクササイズです。子供の頃やった「小さく前ならえ!」の姿勢になり、両方の肩甲骨を後ろ側に寄せます。

この状態を10〜20秒キープしたください。毎日朝と夜の2回は行うようにしましょう。徐々にエキセントリック収縮が治り、腕の位置も元にもどってきます。

さらに菱形筋は体温とも関係が深い筋肉ですから、体温上昇の効果まで期待できます。

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