自律神経失調症とセロトニン

自律神経失調症うつ病の違いには、どうもセロトニン神経回路が関連しているようです。
うつ病の患者は脳内でセロトニンが少ないことが知られています。これはセロトニントランスポーターの働きが弱まることが原因です。
とはいえ、そもそも日本人の多くは遺伝的にこのセロトニントランスポーターが強い人は少ないのですが。
日本人のセロトニントランスポーターは弱い上にセロトニンという物質は、ストレスに極端に弱いといういう性質を持っています。
しかも、残念なことに作り置きができない物質なので、日光を浴びたり運動をしたりしない日が続くと日本人はいとも簡単にうつ病にかかります。
セロトニン神経回路の他に重要な回路がありそれはキヌレニン回路です。
うつ病の方のキヌレニン値は高く、これもなんらかの影響を与えていることは間違いありません。
運動とくに筋トレなどによってこの値は減少することが知られています。
さて、問題なのはここからです。
うつ病の人は間違いなくセロトニンやキヌレニンが関係しているのですが、自律神経失調症患者に関してはセロトニン神経回路は一般の人と変わりない値なのです。
では、何が問題なのかというと自律神経の値が高かったり低かったりすることです。
自律神経失調症患者は健常者と比較したとき
交感神経値±1〜2
副交感神経値−1〜2
の状態にあると考えられます。
ほとんどの方は交感神経過剰なので、なんとかしてこの交感神経の暴走を抑えなければ治らないというわけです。

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