瞑想と自律神経

自律神経を整える方法は色々ありますが、一番にやってほしいのが食事療法や運動療法の前におこってほしいのは瞑想です。
瞑想のやり方は簡単で、単に呼吸に意識を向けるだけです。
息を吸うときには「吸って」、吐くときには「吐いて」と心の中で言う。これを5分ほど続けてください。
瞑想を行うと感覚が研ぎ澄まされ、ネガティヴな感情が流れ去っていきます。
また腹式呼吸を行うため自律神経が整います。
瞑想は調べて実践してみると人生の様々な場面で役に立ちます。
以下に瞑想の考案者である釈迦について書いておきます。


釈迦は本名ゴーダマ・シッダルダといって、ざっくり言うと元々北インドの王族家系の息子でした。
恵まれた裕福な環境でありながら全て捨てて出家したのが釈迦のすごいところです。


その後色々と経て、菩提樹の下で悟りを開いたと言われています。


悟りと聞くとすごく宗教的に聞こえますね。


ちなみに釈迦は神様のように扱われていますが、本人がはっきりと「自分は人間である」と言っていますので、僕たちと同じ人間なのです。


今の日本に伝わっている仏教の多くは釈迦が生まれた東インドから中国を経由して入ってきた仏教なので、釈迦本来の思想(原理仏教)とかけ離れた道教的、儒教的な思想になってしまっています。


釈迦の思想のコアにあるのは「空」という概念であり、これはこの世のあらゆるものが幻であるという思想です。つまり、全て幻想であるという思想です。


実はこの思想が現代の科学に通ずるのです。


現代科学において物質というのは全て素粒子という最小物質の振動状態でしかないということがわかっています。


このことは量子力学のなかでも「超ひも理論」として確立されています。


例えば、あなたの目の前にある水筒。
水筒はアルミなどの金属から成り立っており、それらの分子は原子から成り立ち、その原子をさらに細かくたどっていくと素粒子の集まりだということがわかります。


だから、水筒=素粒子の集まり=幻


となり、釈迦のいう空の概念に一致します。

素粒子概念ははっきり言って最先端科学でわかった概念です。
一方、釈迦が空の概念を提唱したのは2500年以上も前です。

いかに驚異的な思想の持ち主だったのかということが理解できるはずです。


このような空の概念は主に哲学の分野で研究されていますが、釈迦の影響が最も強い宗教学以外の学問では、脳科学や心理学が挙げられます。

世界中の脳科学・心理学の分野はとにかく釈迦ブームで、とくに釈迦が悟りへの修行として考案した「瞑想」に釘付けです。

瞑想はマインドフルネスとして心理学の1分野に位置付けられ、その驚異的な効果に科学者たちは唖然としています。

マインドフルネスはヴントがライプツィッヒ大学に心理学研究所を開設した17世紀からの心理学の流れの完成系とも言える分野で、「今ここ」というキーワードのもと世界中で研究が進められています。

マインドフルネスが最強とされる理由は単純で
脳を物理的に変化させます。

あまり知られていないことですが、脳は可塑性という性質を持っており、その時々の認知などにより体積そのものが変化します。

簡単に言えば大きくなったり小さくなったりします。

マインドフルネスは私たちの生活に役に立つ脳機能を改善し、その部位の体積を増やします。

つまり、脳自体を大きくします。
※正確には小さくすることもありますが、ここでは省略します。

これが釈迦の考案した瞑想が現代に取り入れられている大きな理由の一つです。

瞑想は物理的に脳を変化させるという効果をもたらしますが、本来の瞑想の目的は何かというと思考の遮断にあります。

私たちの脳は四六時中なにかしら思考をしています。

それがあまりにすぎると感情脳が暴走しだし不要な感情に支配されるようになります。
これを釈迦は煩悩と呼びました。
煩悩は欲と言い換えることができます。

瞑想の基本は一点集中にあります。
呼吸に集中したり、まぶたの裏の光をみたり、方法は様々なのですが、その根底にある共通点は一点集中に他なりません。

特に釈迦が行ったヴィパッサナー瞑想は瞑想の境地であり、その方法は観察にあります。
この辺りは複雑になるので知りたい方は、マインドフルネスや瞑想について調べてみてくださいね。


現代人は言語情報過多により、左脳ばかりが働き右脳の機能低下が起きていると脳科学者や神経学者のなかで言われています。

右脳は機能を高めることが難しく、
しかも弱りやすいという性質を持っています。


この原因は自律神経系の交感神経中枢が右脳にあることと右扁桃体の機能によりますが、この辺りも複雑な説明になるので、とりあえず右脳は機能が落ちやすいと思ってもらえれば大丈夫です。


ご察しの通り、瞑想は右脳開発の最高のツールになります。
瞑想は思考を遮断することを目的としていると言いましたが、思考は左脳で生じているので瞑想を行うことによって左脳を抑え、右脳の機能を高めることができます。


このように瞑想はやらなきゃ損なんてもんじゃないぐらいとんでもない能力開発法なんです。


このことを知ると釈迦がいかにすごい人物だったかがよくわかるはずです。


退屈な日常に釈迦の瞑想を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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