自律神経失調症を乗り越えた白隠禅師

Ryotaです。
今回のテーマは、
・白隠

唯一の自律神経失調症完治者「白隠」

自律神経失調症の大きな特徴は完治させた人がいないということです。私も自律神経失調症になった当初、ネットで調べたり、様々な本を読んだりして完治の方法を探っていたのですが、完治したという人はみたことがありません。治ったと言っている人も、またストレスがかかると再発しています。これでは完治とは言えません。
私はそういうまやかしではなく本当に治った人の情報が欲しかったのです。そんな中、1人だけ完治させた人物を発見しました。それが江戸時代の禅僧である白隠禅師です。白隠禅師は日々厳しい瞑想の訓練を積んでいましたが、ある日、禅病(現代でいう自律神経失調症、ノイローゼ)になります。以下はその時の白隠禅師の言葉です。
「胸痛がはなはだしく、肺と心臓が、やけ焦がれるようで、両手両脚は氷雪のように凍え、耳はガンガン鳴り続け、何事に対しても臆病になり、神経過敏に、かつ恐怖に駆られ、身心困憊し、夜は眠ることもできず、夢と現の境を行き交い、両脇は常に汗ばみ、両眼は涙が流れ続ける」(夜船閑話より抜粋)
白隠禅師はあらゆる名医と言われる医師を訪ねました。当時は、鍼灸など東洋医学が中心でしたが、誰も彼の病を治すことができなかったといいます。これは現代の自律神経失調症と酷似しています。
手足が冷え、頭はのぼせ、胸が痛かったり、寝れなかったり、しかも、どんな病院に行っても治らない。とはいえ、白隠禅師はこの病を克服しています。彼はどうやって克服したのでしょうか?その秘密を紐解けば、自律神経失調症解決の糸口がつかめるかもしれない。私はそう考えました。

白隠と内観療法

白隠禅師は医者に診てもらってもまったく症状が収まらず、白幽仙人という医学知識に長けたことで有名な仙人の元へ向かいました。そして、彼から授かった丹田呼吸法と軟酥の法という内観の技法を合わせて自律神経失調症を克服しました。
丹田呼吸とは臍の下にある丹田という場所に意識を集中させながら呼吸する方法です。これにより、気が本来の位置に戻り、全身の調和が取れるようになります。
軟酥の法とは内観療法の一つで、頭の上に薬丸が乗っていることをイメージし、その薬丸が自分の体温で溶けて全身を浄化していくことをイメージする方法論です。
白隠禅師は実在した人物ですが、白幽仙人もまた近年その墓が見つかっていて実在したようです。内観はあまり知られていませんが、心理学では内観療法という分野で研究が進められています。イメージ療法といったほうが知られているかもしれません。
以下、白幽仙人が自律神経失調症の原因について述べている言葉です。
「人もしこの身体の自然の生理をわきまえず、修行中における精神の集中の方法と頭脳の使い方の節度をうしない、思念することが乱れ、かつ過度に失するときは、肺と心臓間との生理的調和ん欠き、身体と心は相争い、血液は円滑になめらかに循環せず、各内蔵器官の機能障害を生じ、各種の病気となって身体の表面にあらわれてくるのである。こうなれば、百薬も効なく、名医も手を投げ、なすところを知らず、ただ死を待つばかりとなる。」
白幽仙人は江戸時代にも関わらず、軽く100歳を超えた偉大な人物だと言われており、その知識量・経験量は群を抜いていたと考えられます。その白幽仙人の言葉は、白隠禅師に重くのしかかりました。白隠禅師は後世に白幽仙人の教えを伝えるために「夜船閑話」にまとめています。
自律神経失調症の方は一度目を通しておくべきなのは言うまでもありません。
重要なのは、白隠禅師は自律神経失調症を完治させた数少ない1人だということです。
以下の本に「夜船閑話」、自律神経失調症の治し方である「軟酥の法」「丹田呼吸」の方法が白隠禅師によって書かれています。完治を目指す人は参考にしてみてください。私自身も白隠禅師は完治させたという事実が励みになりましたし、病気の人へのアドバイスなども書いてあり、大変助けてもらった一冊です。

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