祈ってもなにも解決しない。自分で考えて行動し続ける

祈っても解決しない

世界は残酷なぐらい科学的に成り立っています。
自律神経失調症になって絶望したり、
神様にお祈りしたりしてもなにも変わりません。
祈りには確かに一定の科学的な効果がありますし、それがよく働くことは証明されています。
しかし、それに頼るのは今ではないはずです。
お釈迦様は現実をありのままに観ることを重視して瞑想という素晴らしい技法を開発しました。
もちろん私は仏教徒でもなんでもありませんが、1人の心理学を学ぶ人間としてお釈迦様の素晴らしさは瞑想という技法から滲み出ているように感じます。
私たちが神頼みにしていいのは、自分が現実を見つめ、置かれている状況を正確に判断し、丁寧に改善のためのアプローチを重ねていくという努力をしてからです。
学び、調べ尽くし、情報を統合し、最高のプランで治療にあたってください。
あなたの身体や生活習慣に関してあなたはプロです。医者に治せないなら自分でやるしかありません。
ヒントは腐るほど溢れています。
その中から必要な情報を組み合わせ、仮説→検証を繰り返し、失敗しても何度でも検証を繰り返してください。
そうすれば必ず解決のヒントが見つかります。

五感

自律神経失調症患者は右脳の機能障害が起こっていることを何度か述べました。
そこでこれを活性化させるためには五感を活用することが大切になります。
五感には視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚がありますが、これらをフル活用すると右脳が活性化します。
自然に触れたり、ご飯を味わって食べたり、音楽を聞いたり、漫画を読んだり、アロマを嗅いだりするだけでリラックス効果が得られます。
五感の中でもオススメしたいのは触覚の活用です。
海の水に足だけ浸かってみたり、土や草木を触ってみたりする機会を持つと触覚が刺激され、右脳が活性化します。
触覚を使うことで得られる他のメリットとしては静電気を放出できるということが挙げられます。
人間の細胞一つひとつで電気的活動が行われており、イオン化した電気が静電気化し、赤血球の質を落とすことがわかっています。
これを防ぐためには自然物に触れることで電気的に中性な状態を取り戻すことが必要です。
なので、土や草花を触ることは体内静電気の放出に繋がり、血液循環を改善させることができます。

認知的不協和

人間はかなりの数のバイアス(認知の偏り)を持っています。
私たちは自分の心が騙されることなくいつも正しい選択を行っていると思いがちですが、
本当はそんなことはなく、騙されまくりかつ選択ミスしまくりというのが現実です。
その中でも認知的不協和というバイアスは強烈であり、これが自律神経失調症が治らない最大の原因と言っても過言ではありません。
認知的不協和とは、脳が空白を嫌う性質を持っていることを指す言葉です。
例えば、テストの点が悪ければ、「勉強していなかったからだ」という理由付けをしますよね?
これは脳が空白を嫌うからです。
「テストが悪くて理由はない」という状態は脳にとって到底納得できない状態です。
これは私たちの思考のあらゆる範囲に関して適用されるバイアスであり、これが負の方向へ働くとうつ病になりやすい認知の癖ができあがったりします。
自律神経失調症の最大の特徴は原因不明であるということです。
この状態は脳にとって当然納得いかないものなので認知的不協和が働きます。
すると、「自律神経失調症の原因はストレス」という言葉が腑に落ちるのです。
これが自律神経失調症が治らない原因です。
自律神経失調症は明らかに筋肉がなんらかの形で関与しています。
それは筋肉という部位自体が精神の影響を受けてトリガーポイントを形成するというデータからも明らかなことです。
それなのに精神面だけを取り扱うことになるとさっぱり治らないのは当たり前です。
何度も言っていますが、トリガーポイントはそれを非活性化させない限り、半永久的に問題を起こし続けます。
これに気づかずにいるということは、治らないと同義なのです。
この分野に関しては医学は的外れとしか言いようのない状態です。そもそも自律神経失調症は精神科医ではなく、整形外科が専門にすべき領域です。
さて、皆さんはいつ気づくのでしょうか?

自律神経治療が上手くいかない

自律神経を整える行動というのは、様々なものが発見されており、研究データとしてもあります。
例えば、吐く息を長くした呼吸では、副交感神経が高まり、自律神経が整うことが証明されています。
他にも睡眠をよくとる、モーツァルトを聴くなど様々な研究データが集められています。
この分野での第一人者は、
順天堂大学の小林教授でしょう。
彼の提唱している方法は、科学的には正しいし、健康な人が行うとほぼ例外なく自律神経を整えることができるでしょう。
ただし、ここで間違えてはいけないのは自律神経失調症患者にはこれらのことは当てはまらないということです。
あくまで自律神経がある程度正常にはたらいている人に対して効果があります。
もちろんできるだけ行ったほうがいいですが、それで完治はできないでしょう。
大きくゆがんだ身体や筋肉を治し、ある程度調子がよくなってきた段階で行うと効果を発揮します。
それまではおそらく何をやっても改善しないとい感覚がつきまといますが、めげずにひたすら身体に注目して、筋肉を緩めることに専念してください。

医学の盲点

自律神経失調症を始め、パニック障害やうつ病まで不定愁訴を伴う病は筋肉がなんらかの原因で関連していると考えられます。

脳神経に支配されている筋肉の体積の大きさから考えても、なんらかのストレス要因が筋肉に影響を与え不調を起こすというのは容易に推測できます。
しかし、西洋医学では一部の特殊な病を除いて、筋肉を重視した治療はまず行われていません。
領域でいうと西洋医学のなかでは、整形外科が担当領域ですが、例えば、首や肩が痛くとも行われるのは電気治療のみであり、姿勢の悪さ、脊柱の歪み、トリガーポイントの有無などは盲点になっています。
まして、自律神経失調症の方が通うのは、基本的に心療内科や精神科であり、もはや筋肉のことなど眼中になく、薬を出しとけばいいという適当な治療が行われています。(もちろん中には患者のことを考えている素晴らしい医師もいますが)
そもそも現代人の不定愁訴を抱える人たちは、本来心理的側面と身体的側面の両方からのアプローチが行われていないため、治るものも治らないのです。というより、そこまでの視点を医学会は持てていないというのが正しいかもしれません。
となると、自分がなんとかする以外の方法は存在しません。
心理面は心療内科で支えてもらいながら、身体的な治療は自分で行っていかなければなりません。
これに気付かないと本当に治らなくなってしまいます。何十年も治らないと嘆いている人は、この視点がなく、他力本願です。
この先も当然治ることはありません。
皆さんがこのことに気づけたらかなり前進できると思います。

3 Comments

山内勇人

トリガーポイントについて質問したいのですが自分は右肩僧帽筋辺りにゴリゴリなる石のように硬い硬結があります。アプローチしてもなかなか壊れません。セラケインや指によるアプローチの適切な処置や回数が間違ってるのでしょうか?そもそもトリガーポイントではないのでしょうか?ですが明らかに違和感がありおそらくこの硬結の影響で姿勢不良や血流障害が起こってると推測しているのですが正しい処置の仕方が知りたいです。それと大腰筋ウォーキングなのですがみぞおちの辺りを意識しながら歩くとはみぞおちの辺りに力を入れながら歩くといいのですか?

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Ryota

トリガーポイントはかなり厄介で、一年ほどの治療が必要だと言われています。即効性を求めたければ、鍼灸治療などに通われた方が良いかもしれません。

大腰筋ウォーキングは大腰筋を意識して歩くので、大腰筋の形や動きをイメージしながら歩くという意味です。

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山内勇人

そうなのですね。。鍼灸はまだやったことがないので金銭的に余裕があれば試してみようと思います。
大腰筋をイメージしながら歩いてみようと思います。ありがとうございます。

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