東洋医学と西洋医学を統合する

自律神経失調症を治すためにはどうしても多角的思考が必要になります。

現在、自律神経失調症の治療を担当しているのは西洋医学の心療内科・精神科・神経科などでしょう。
西洋医学は基本的に除去の医学です。
身体をパーツごとに分類し、それぞれに応じた治療を行います。例えば、脳なら脳神経外科、胃なら内科、骨折なら整形外科というようにです。
西洋医学の強みはなんといっても科学的なエビデンスがしっかりしているということです。
臨床データに裏付けられた治療が行われ、万人に共通の結果が得られます。
東洋医学は古来から主に中国で発展してきた医学で、その最大の強みは症状を身体全体という広い視点から診ることにあります。
さらに漢方、鍼灸など自然に即した治療法が中心であり、化学物質を体内に入れることはありません。また、近年になり科学的にエビデンスも揃ってきています。例えば、自律神経失調症の治療に鍼灸が有効であるとWHOが認めています。
そして現在あらたに注目を集めているのが、西洋医学と東洋医学を合わせた統合医療です。
どちらもの視点から患者を治療していくという考え方のもと生まれた医療で、様々な分野で成果をあげています。
さて、自律神経失調症はこの統合医療的な立場から治療をすすめないと完治しないと私は考えています。なぜなら、西洋医学で認められる症状は精神症状のみでどんなに辛い症状があっても西洋医学からみると自律神経失調症患者は「異常なし」なのです。そもそも自律神経失調症患者が訴える冷え性やくびこり、肩こりは西洋医学では認められていない症状です。つまり、「治療の必要なし」とみなされるものです。
一方、東洋医学では冷え性や筋肉のこりは病のもととして重視されています。
だからといって東洋医学が優れているかというとやはり化学的な治療や最先端の技術では西洋医学にかないません。
だから、統合すべきなのです。
ようするに、これらを統合すればかなりよい治療ができるのです。
そして、ここからが重要なのですが、統合医療というのは数えるほどしかやっている病院がないのです。
つまり、現状で自律神経失調症を治せる病院はないのです。
だから自分がどちらもの知識を蓄え、西洋医学と東洋医学を合わせた視点から改善のアプローチをしていく方法しかないんです。
そして、集めた統合医療の視点から自分の症状を観察し問題を発見し、改善していくべきです。

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