自律神経失調症の治し方【運動療法 編】

自律神経失調症の主な治療法は以下のようなものがあります。

この中でも今回は、運動療法についてまとめました。

運動療法は極めて効果が高く副作用もないので、一番に取り入れて欲しい方法です。

2つの運動とその驚きべき効果

運動療法とはその名の通り、運動による自律神経失調症の治療法です。

自律神経失調症に効果的な運動は、以下の2つです。

  • ウォーキングなど、呼吸をしながら行う有酸素運動
  • 筋肉トレーニングなど、呼吸を止めて行う無酸素運動

有酸素運動は自律神経失調症改善に最強の効果をもたらす

自律神経失調症の運動療法として、広く採用されているのが有酸素運動です。皆さんもウォーキングが身体に良いと聞いたことはあると思います。

近年、有酸素運動は精神医学の分野でも注目されています。有酸素運動がうつ病患者にとって、抗不安剤以上の効果があるとアメリカの研究が発表されています。

1時間弱の有酸素運動が、1回の抗不安剤の投薬に匹敵すると言われています。

 

では、なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

それは有酸素運動が脳を変化させるからです。

脳は可塑性というものを持っています。可塑性とは「変化できる性質」のことで、脳細胞は行動や思考によって柔軟に変化することができるのです。

つい最近まで、「脳細胞は死滅する一方で増えることはない」と考えられていました。しかし、やっと「脳細胞は増える」ということが分かってきました。

有酸素運動には、脳細胞を増やす働きがあります。特に海馬領域での脳細胞の増加は著しく、記憶力の向上や不安感の減少などの効果が期待できます

 

つまり、運動は身体だけでなく、脳にも極めて良い効果をもたらすのです。当然、自律神経失調症の患者の治療法としても有効です。

無酸素運動を通して筋肉を付ければ自律神経失調症は治る

無酸素運動は大きな力を発揮する時に行われる運動で、「思い切り力を入れる時」や「全力疾走している時」がそれに当たります。自律神経失調症の患者には無酸素運動も重要になってきます。

しかし、有酸素運動とは根本的に効果の質が異なります。

有酸素運動がそれをすること自体に効果があるのに対して、無酸素運動はそれを通して筋肉を付けるということで効果を発揮します

 

筋肉を付けることは、自律神経失調症の改善に大きな効果をもたらします

整体の視点から見ると、自律神経は筋肉と深い関係があります。筋力が落ちたり、筋肉の質が悪くなると、自律神経に悪影響を及ぼします。

「腹筋をすればうつ病は治る」と言う学者もいるほど、筋肉は人々の精神状態と密接な関係があります

 

ただ自律神経失調症の方々は、無酸素運動をするほどの気力はないのがほとんどです。

なので、ウォーキングなどの有酸素運動から始めて見て、余裕が出たら無酸素運動を行うと言う方向性で治療を進めるのがオススメです。

まとめ

最後に、運動療法について覚えておいて欲しいことを箇条書きにしてまとめておきます。

  • 運動療法は、自律神経失調症の改善のための最強の治療法である
  • 有酸素運動は、すること自体に効果がある
  • 無酸素運動は、それを通して筋肉をつけることに効果がある
  • 有酸素運動→無酸素運動という順で始めるのがオススメ

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